

2022/2/16
同一油圧源の2系統回路なのに、なぜ系統毎でサージ圧力が違うのかわからない
2022年2月16日
ご相談内容
油圧を用いた圧入機で2つの部品をそれぞれ圧入しているが、片側の治具のみが破損してしまう
サージ圧力が原因だと推測するが、同一の油圧源から圧力を供給しており、
2系統は同様な回路にもかかわらず、なぜ片側のみ破損するのか分からない
(油圧ユニットは他社製である)
問題点
サージ圧力が原因だとすると、
なぜ片側のみのサージ圧力が大きくなるのか要因が分からない
油圧なんでも相談室の対応
2系統の違いを探る為に油圧回路図を提供頂き、シリンダの径・配管径を確認した
サージ圧力は容積の少ないほうが大きくなることから、
作動油の容積計算により要因を特定し、容易さおよび即効性を重視した対策を提案した
結果
当社提案に基き、サージ圧力対策をされた
その結果、サージ圧力は小さくなり、治具の破損は無くなった
お客様からは「油圧についてよくわからなかったが、初心者でもわかるよう丁寧に説明してくれたので、よく理解出来ました」とのお言葉を頂きました。
また、これまでに7回ほど様々なお問い合わせを頂き、当社製品のご採用もして頂きました。
【検索キーワード】
圧入機 減圧弁 サージ圧力 治具破損 作動油
油圧なんでも相談室
どんなお悩みでも、まずは一度ご連絡下さい。
油圧なんでも相談室 お電話番号
TEL:0564-48-2933
油圧なんでも相談室 フォーム